重たい空中 歌詞
汚れた雲が重たい空中(そら)で 呼吸(いき)ができないくらいに
流れだして私を包囲(つつ)み 悲劇のように溶けてく
ねぇ あなたと出逢った夏の日が 今でもまだ哀しく響いてる
抱えきれない程の 沢山の想い出が
あの森の彼方へ 消えてゆくの
この場所で聴いてた あなたの呼ぶ声は
やがて風になって すり抜けてゆく
水面に降ちた夢の雫は 夏の匂いを失くして
手のひらからfumm…さよならだけが掟のように震えた
今 あなたに届けるこの詩は 二人だけが識(し)ってる約束
あの夏の日々に 残した想い出が
幻影(まぼろし)になっても 求め続けてる
二度と戻りはしない あなたに恋した日の
原形(かたち)が壊れても 求め続けてる
抱えきれない程の 沢山の想い出が
あの森の彼方へ 消えてゆくの
この場所で聴いてた あなたの呼ぶ声は
やがて風になって すり抜けてゆく
あの夏の日々の 隔てられた距離が
壊れそうな胸を 埋めてゆく
初秋(あき)の影が落ちる 重たい空中の下
変わらない想いと 雲が流浪(なが)れてる