over ONE 歌詞
乾いた風に 灼熱の花
陽炎だけが揺れてた
静けさの中 恐れも知らず
始まりの朝に
かなわぬものに 挑む勇気が
最後に残す夢だと
自分自身を 偽るのなら
心までも散る
二度とは戻らない 時を繰り返し
人は明日を求める
いつの日にか 立ち止まって
若さに焦がれ 悔やんでも
ただ夢中で走り続けるだけなら
誰にでもできると気付く時まで
喜びも哀しみも どんな痛みも
真実にはなれない
この果てなき旅にすれ違う全ての
命の意味と強さを抱きしめ
また夜明けをむかえ 走り出すために
心に刻みつけて
染まる大地に ひとすじの影
たなびく雲がさえぎる
空をかすめた 翼の音が
遠くで聞こえる
失うものと 与えたものと
教えられたものたちよ
再びここで 形を変えて
巡り逢えたこと
二度とは戻れない 時を思い知り
過ぎた日に取りすがる
あしたまでを生き急いだ
若さを憎み 悔やんでも
もうこんなに走り続けたおまえに
けして避けられない扉が開く
振り切れない想いにとらわれながら
苦しみを乗り越えろ
闘う者だけが 走る者だけが
見える牙と見えない傷を持てる
忘れるためじゃなく忘れないために
ひとつを目指すために
ただ夢中で走り続けるだけなら
誰にでもできると気付く時まで
喜びも哀しみも どんな痛みも
真実にはなれない
この果てなき旅にすれ違う全ての
命の意味と強さを抱きしめ
また夜明けをむかえ 走り出すために
ひとつを越えるために