慟哭 歌詞
炎のような 黒い太陽に
あぶり出される 灼熱の心
艶めく頬 情熱を映し
濡れた睫毛は 真実を問う
咽び泣いてる ギターの調べ
打ち鳴らすパルマ 孤独の叫び
血塗られたような 真っ赤なドレス
ひるがえるたびに 胸は震える
終わりなき夢よ
愛の幻を見せて 幻を…
麗しき夜よ
悲しみ歌う女の まなざし
輝かしい明日
蜃気楼の彼方 消えてゆく
果てしなき時よ
大げさな希望は まやかし
踊れ 踊れ 今宵 すべてを忘れ
咲いて 咲いて まるで野バラのように
眠ることなく 続いてく宴
美しい過去を 語り続けよう
素顔見せぬ 道化師たちの
仮面の奥の 寂しげな笑顔
隠した涙 気づかぬように
美酒に酔いしれる 朝が来るまで
瞳の奥に よぎる郷愁
襲われる刹那 迫る暁
沈みゆく部屋で
君の幻を抱いた 幻を…
沸き上がる想い
呟きながら聞き出す 傷口
吹きすさぶ風よ
懐かしいぬくもりを 連れて来る
限りなき時よ
逆夢のような現実 押し当て
踊れ 踊れ 今宵 すべてを忘れ
乱れ 舞って 時にカルメンのように
終わりなき夢よ
愛の幻を見せて 幻を…
麗しき夜よ
悲しみ歌う女の まなざし
辿り着く場所で
また巡り合ってしまう あの日々に
苦しみの今日を
再び越えるために 旅立つ
踊れ 踊れ 今宵 すべてを忘れ
燃える 燃える やがて灰になるまで