星が歌った物語〜ポロ兄ちゃんとタンちん君〜 歌詞
(由紀)
「消えてしまったいのちは、どこへ行くか知ってますか?
ポロ兄ちゃんは、ワン君。タンちん君は、ニャーゴ。」
(安田)
「これは星たちが歌ってくれた、ちいさなちいさな物語です…」
いちばん星 みつけた
なみだの中 みつけた
悲しくなんかないのに
あまく心が うるみます
誰かが恋しく なるんです
さあ帰ろう でも誰と?
もう帰ろう でもどこへ?
とおいあの日の 原っぱに
なにか忘れて きたようで
銀河の 五線紙の
星たちの歌 聞いてます
ポロ兄ちゃん ただいま
タンちん君 お帰り
銀の小舟に ゆられて
生まれる前の 夜空に
ぼくも帰って きたんだよ
タンちん君 よくきたね
ポロ兄ちゃん またいっしょ
ならんで歌う あの星は
なかよしだった ペットたち
私の愛した
おさない頃の 友だち
星がひとつ 流れた
生まれ変わる いのちさ
空へ帰った ぼくたちは
いつか もいちど生まれて
やさしい家へ ゆくんだよ
ポロ兄ちゃん その日まで
タンちん君 また遊ぼう
またたきつづける その声が
私だけには 聞こえます
誰も 知らない
星が歌った 物語