月ひとつ 歌詞
街角に雨は降る
薄闇の路地(みち)落ちる
氷の雨 ただ濡れて
あなたを待った真夜中 独りの今
愛しくて追い掛けて
抱きしめて溶け合って
流れ落ちて 漂って揺られていたい
爪の痕 残して
届かぬ指先 迷って震えて
儚い疼きを消せずにいるまま
涙の雨に濡れてるわたしを
あなた知らずにいる 今もまだ
偽りだけの言葉でないと
信じた罪と罰
不実と現実 肌を滑らせて
抱きあい溶けあう
思いは泡沫
出会った時が夢ではないなら
抱きしめさせていま 波のように
雨の切れ間 空に月ひとつ