歌い出し：宇宙の果ての事 知ってるよ そこはガラス貼りの 行き止まり

歌い出し：青い空によく似た 君の瞳探して 夜が落ちる街角 何度も見つめてた

歌い出し：ずっと探してる 安心していられる場所を 誰か 味方が欲しいの もうひとりぼっちはやだよ

歌い出し：歓喜極まる天地の夢 とこしえの窓 主が見下ろす 虐げられている 囚われの民は それに気付かないまま逝った

歌い出し：怯えた月明かり この世の負の闇 押し寄せて崩れた 幼い頃の自分 助けを求める 孤独の痛み

歌い出し：この世界で起きてる 異常なニュースさえ まるで他人事(ひとごと)みたい 持て余してる感情

歌い出し：王家の城門をくぐれば そこには喜びがあり 汚れも拭われてゆく 聡明な場所

歌い出し：その確率は天文学的 飢えた狂気が忍び寄る 傷を求めて彷徨う波長が リンクを辿り交差する

歌い出し：降り止まぬ雨は 美しき血のように 凍りついた 頬を濡らして 落ちてゆく

歌い出し：幻影に囲まれ 全て手に入れたと 自分を失う 迷いも喜びも

歌い出し：残像チラつき いびつな現実 写す

歌い出し：不可思議な 妄想は 淫靡なる世界へ 無痛の細胞に 蝕まれゆく

歌い出し：思いがけない雨に濡れ 逃げ込んだまま 衝動も悦楽さえも あばたに描くだけ

歌い出し：記憶の風に吹かれて 涙がこぼれても 決して立ち止まらないで 新しい道へ

歌い出し：どんな穢れのない無垢な瞳にも 翳り射す儚いさだめ 美貌の月下には砂上の楼閣 音もなく失われた場所