大地の歌 歌詞
母の腕(かいな)に 許し乞う波
拒まれてなお打ち寄せる
生まれし罪を 右肩背負い
母を踏みしめつづく旅
歩きつづけよう
花は死に風は黙し 便りは途絶えた
歩きつづけよう
喉は枯れ 目閉ざされ それでも歌うは大地の歌
母の背破り 芽吹いた春は
咎(とが)の実をつけ熟み堕ちた
虚(うつせ)耳寄せ 巡る産声
幾世の青に思い馳せ
僕は見ていよう
雲流れ人流れて 空夢(そらゆめ)に融ける
僕は見ていよう
耳塞ぎ跪き それでも祈るは大地の歌
あなたに孵(かえ)る その日まで