キネマ行進曲 歌詞
(すみれ)ここで夢をつくります 愛の夢をつくります
幻の夢だけど 輝くような夢を
(カンナ)用意スタートの声で キャメラまわるラブシーン
幻の愛だけど 輝くような愛を
(二人)ああ キネマの工場 光が溢れ
ああ キネマの工場 フィルムの匂い
花が散る散る 紙の花 雪が降る降る 紙の雪
愛を紡ぐは 台本の 名台詞
(すみれ)偽りの 愛ですけれど 本物の 愛に変えます
それこそが キネマの魅力 素晴らしい キネマの魅力
(カンナ)描き割りの 銀座の街が 雨に濡れ むせびないてる
これこそが キネマの魅力 素晴らしい キネマの魅力
(間奏・台詞)
(すみれ)「アップのカットをもっとふやしてくださいな」
(カンナ)「あっ、あたいの前に出るな!」
(すみれ)「おほほほほほ」
(すみれ)ここに恋が生まれます 夢のような恋がほら
幻の恋だけど ため息の出る恋を
(二人)ああ キネマの工場 光が溢れ
ああ キネマの工場 フィルムの匂い
月が出た出た 紙の月 雲がわくわく 紙の雲
恋の光が 映し出す 幻よ
(間奏・台詞)
(すみれ)「鳴呼、ろーまんす、ろーまんす。わたくしの恋は純白!」
(カンナ)「鳴呼、ろーまんす、ろーまんす。わたくしのサルマタも純白!」
(すみれ)「恋は純白!」
(カンナ)「どの口が言うのかなあ…」
(すみれ)「お黙りなさい!」
(カンナ)「キャメラ回ってるよ」
(すみれ)「あら…鳴呼、ろーまんす、恋は人生の花束」
(カンナ)「素晴らしい」
(二人)花が散る散る 紙の花 雪が降る降る 紙の雪
愛を紡ぐは 台本の 名台詞
キネマの工場