Singer
未完成に瞬いて 歌詞
透明な感情で塗り重ねたダイアリー
無味乾燥な相槌のデコレーションシール
相も変わらず知ってるようでないような感じ
どっか似てるようで違うような感じ
口約束は六月の雨模様
曖昧くらいがいい
目が回っちゃいそうで
グラっちゃいそうなスピードで
昨日に思い出になってしまったって
もう考えたって
分かんないことばっかだって
笑い合って憶えていようね
例えばきっと虹色の明日だって
何だって選んだって構わない
そんな世界でそれでも透明でいたい
君に差す夕陽と同じ色に染まれたら
また明日
雑踏に抗って小雨混じりアイロニー
今日も単調な街並み
駅は変わらず突貫工事一生続行中
そっか似てるよ完成はない感じ
寄り道ばっかで
日が暮れてしまうけど
目的地もない
浮かんじゃうような
感覚に怯えないで
繋ぐこの手を離さないで
想定問答や因数分解じゃ絶対に
辿り着けない所まで行ける筈だから
何気なくて
こぼれ落ちた言葉
それすらきっと
瞬きだって気づいた
忘れないで
憶えていたくて
胸の奥に閉まったって
溢れて眩しくて君と二人
目が回っちゃいそうで
グラっちゃいそうなスピードで
昨日に思い出になってしまったって
その度に新しい君と会って
未完成に瞬いて
例えばきっと虹色の明日だって
何だって選んだって構わない
そんな世界でそれでも透明でいたい
君に差す夕陽と同じ色に染まれたら
いつまでも消えることのない
瞬きになるから
ねえもっと関係ない
かわいげない話をしよう
モラトリアム延々空転中