Singer
切り傷 歌詞
知らないものばかりの世界で
物音一つにもおびえるのに。
この目を塞いでも、瞼の裏に
浮かんでしまうほどの、君だ。
数えきれないほどの切り傷がついて
透明じゃなくなったガラスみたいな僕の、
下手くそな笑顔さえ受け入れてくれた。
君の傘になろう。
その手で、その指で、ふれて。
僕の目を見ていて。
ふたりで、この世界が振るった
ナイフの雨を越えられるように。
傷だらけだね、って
君がさすってくれた肌の
もっと奥まで、ふれて。