道標 歌詞
暮れ泥(なず)む空にたゆとう雲
この胸を紅く染める
草萌ゆる丘も夢幻(ゆめまぼろし)
傷跡を舐(な)める舌はつむじ風
この声が届くように
何度でも美しい其の名を呼ぼう
風よ 雲よ 伝えて 愛しきあの人へ
わたしは此処(ここ)にいます
還らない者たちを
道標(みちしるべ)にしよう
輝く空の彼方へ
道の無い道を
果ての無い世界へ
口移しの罪 滴垂(したた)る蜜
夢か現(うつつ)かと問えば 流れ星
離れても感じるように
永久(とこしえ)に消えない光になろう
月よ 星よ 照らして 愛しきあの人を
闇に迷わぬように
守るべき人がいる
この宇宙(ほし)の何処(どこ)かに
想いは遥か遠くへ
限りある時間(とき)を
満ち欠ける命で
風よ 雲よ 伝えて 愛しきあの人へ
わたしは此処(ここ)にいます
還らない者たちを
道標(みちしるべ)にしよう
輝く空の彼方へ
道の無い道を
果ての無い世界へ