ナラク 歌詞
この身体を巡る運命の行方を決めるのは
迷い込んだ街の喧騒に問い掛ける
自分自身を犠牲にしてまで守りたいものはあるか
心に棲みついたナラクが
こちらを羨んで見つめている
見えないヴェールでこの目を
隠してしまえば楽かな
嵐の中で声を嗄らして
それでも伝えたいこと
争いのあと お揃いの傷に
包帯を巻いて笑おう
描き出したはずの肖像画
幾度も描き直せば 滲んで破れた
白紙に戻さなくちゃ
揺らめいた心を見せれば
すぐに呑まれてしまうだろう
翳した刃の その矛先が
悪とは言い切れずとも
この身を賭して 守ると決めたものの為に
悪にもなろう
この身体を巡る運命の行方を決めるのは
嵐の中で声を嗄らして
それでも伝えたいこと
ナラク お前がしきりに求める結末を
掻き消すまで
嵐の中で声を嗄らして
争いのあと お揃いの傷に
包帯を巻いて笑おう
少なくとも、千度