紅花ノ乙女唄 歌詞
一、私しゃ花か 蝶々か鬼か
あはれ身も世も あらりょうものか
べにの代わりに
さすのは 刃(やいば)じゃ
たんとほめて くだしゃんせ
二、私しゃ 咲く花 咲いて嬉しや
あはれいつかは 散りゆくも花
縁は切れるが あの子は斬れぬ
斬れりゃ地獄が増えてゆく
三、私しゃ 枯れ花 鬼のつぼみじゃ
とめてとまらぬ 色づく血色じゃ
べにもあの子も わしにはいらぬ
いつかつぼみに戻りゃんせ