月下に交わす、杯と契り (慶次 語り篇) 歌詞
仄かに響く静寂に包まれ
儚さがこの身を巡る瞬間
思い出すのは遠いあの刻
ともに信じ合った仲間
強い絆の中に生まれた
赤く猛る力で
この身尽きても、それが運命よ
友と交わした誓い
雄々しく吼える、漢の命
熱くこの胸焦がす
杯交わし語り明かした
決意、その日に宿し
滾る血潮に貫く大義
勝鬨の唄となれ
水面に映し揺れ動く月影
夜風に巡る朧げな浮き雲
月に語るは 清き生き様
誇り高くある魂
同じ夢を振り仰ぐ友と
堅く結んだ契り
いくさ場に舞い、散りゆく花に
見える貴い勇姿
満つれば欠くるそれが道理と
深くこの身に沁みる
はりつめた意思、その義と愛に
奮い応える漢
荒れた地に立ち、駆ける姿は
美しき花舞台
良い風情 清々しい気分にしてくれるな
お主と出会えたことを嬉しく思う
漢の名を深く心に刻み
共にあろうぞ 兼続殿よ!
この身尽きても、それが運命よ
友と交わした誓い
雄々しく吼える、漢の命
熱くこの胸焦がす
杯交わし語り明かした
決意、その日に宿し
滾る血潮に貫く大義
勝鬨の唄となれ