刻限のロンド 歌詞
零れ落ちる 硝子の砂音
指をすべる 時の光片(かけら)
蒼を帯びて ささめく予兆は
響き積もる 詩歌のよう
街は 世界樹の御胸(みむね)
人が 時告げの鐘がたたうは
運命(さだめ)の枷の音(ね)
廻れ 廻れ 刻限の輪廻(ロンド)
砂時計の最期の
その一粒 その一瞬が
永遠になって…
想い合えた奇跡が今 誓いになる
淡い香り 幽かに揺らいだ
白く白い 時の透き間
花は 儚さをはらむ
されど 尊き結晶のように
祈望(きぼう)を繋いで
遥か 遥か 悠遠の果てで
天を仰ぎ 捧げよう
無垢な愛は 滅びの影を
還すと信じて…
時が止まる 光放つ 君が笑う