在りし日よ常しえに 歌詞
風吹いて 流るる 刻(とき)の調べ
かがり火ゆらめく野原は 夢の跡
この懐(むね)は 千代なる忠義 抱く
例え 常世への橋 渡ろうとも
ただひとつの陽が 真っ直ぐに照らせば
仰ぎ見るはひとつ 泰平の世のみ求む
我が人生 奉った
上(かみ)の元へ果て行こう
志 分け合う同胞(はらから)に
背を向けたとて
我が信念 不変也と
風と共に果て行こう
揺るぎ得ぬ 心は
未だ 息吐きつ
刻(とき)は過ぎ さりとて 忠誠(こころ)失せぬ
真実(まこと)の随まで信ずる 御主らが
この懐(むね)に伝えし 忠義の剣舞
例え 雷鳴が身を危ぶむとも
不功(ぶこう)な己(おのれ)の 背に刻んだ魂(たま)を
信じ慕う者よ 言い尽くせぬ謝を唄に
我が人生 共に生きた
その命(みこと)に手向けよう
拙きはこの力 それでも
唯 進み行く
散りゆけば その先には
桃源広がったとて
忘れ得ぬ 永遠(くおん)に
刻まれた思い
我が人生 奉るべき
上(かみ)の元へ果て行こう
折れし角 何人(なんぴと)が
拾(ひら)ってくれるとしても
我が信念 不変也と
かがり火 永久(とわ)に灯れよ
瞼 綴じゆく
最期の願い