夜更けの星 歌詞
「忠人、遅くなってすまない。
……待ったか? そうか。さあ、帰るぞ」
二人きりの暮らしは 貧しくとも誇らしく
たとえ雨が降ろうと 僕を庇った兄の背を
いつか支えると 空へと誓う黄昏刻(たそがれどき)
「お前は余計なことは考えなくていい。
一生懸命忍術に励んでくれればいいんだ。
それよりはやく夕飯にしよう。
今夜はおまえの好物だ」
何があっても兄ちゃんは 僕の心配ばかりする
だけどそんな心を惑わすひとが現れた
だから守りたい 幸せ回す風車を
「いくらお前でも、あいつだけは譲る気はない。
駄目なものは駄目だ。あいつは俺が守る。
あいつは俺の姫君なんだから……いや、なんでもない」
二人きりの暮らしに もし家族が増えたなら
暗い部屋も今より明るくなると思うんだ
いつか叶うかな 明日へつなぐ夜更けの星
「あいつも、おまえも、俺が支えてやる。
さあ、ゆっくり寝るんだ。おやすみ、忠人」