白・曼珠沙華 歌詞
…光は影を抱き
祈りは罪を消す
あなたの微笑みは
永遠の鎖ほどく…
誰もこの心を汚す者などいない
守られてる多分真実からさえ
絹ずれの着物は極彩の色の渦
身にまとえば鎧だとふと思う
影の深さを知らないままで
あなたという光を慕えはしない
花にたとえるなら 白い曼珠沙華
赤く燃えたいのに燃える術を知らない
歌会の途中でさりげなく席を立ち
御簾を降ろし
言の葉を笛の音に
かごの鳥から逃げ出したとて
広い空に道をみつけられはしない
鳥にたとえるなら 臆病な孔雀
あざやかな翼は 飛べる術を知らない
花にたとえるなら 白い曼珠沙華
赤く燃えたいのに 燃える術を知らない
鳥にたとえるなら 臆病な孔雀
せめて心だけは 遠く高く飛んで
花にたとえるなら 白い曼珠沙華
風にふるえながら あなただけを想う