桜の轍 歌詞
熱き誠 抱いて…
凛と あなたは咲き急ぐ花
嵐 呑まれて なぜ怯まない
あゝ 徒し世に抗って
命より 護りたいもの
貫いてゆく覚悟なら
地の涯てまで 共に往く
もし儚く散ろうとも
悔いなき夢の轍(わだち)よ
心重ね合えた夜
生きる意味をあなたがくれたから
大地 紅き泪で染めても
時の刃 何を贖(あがな)える
あゝ せめて 風よ
あなたの空の叢雲 吹き分けて
ここは常闇になろうと
その道 照らせるように
また寂しさひとつずつ
越えて 勇気の轍に
月に願い宿るなら
どこにいても心は寄り添える
あゝ 震える鼓動
静心なき蝶よ
最期に羽ばたく瞬間(とき)まで
ただひとえに信じたい
この刹那に永遠(とこしへ)を
託すと 固く誓った
桜の乱舞 宿すから
熱き祈り届けて あなたへと
あの出逢いではじまった
想い出光る轍は
今をたたう歌になる
生きる意味をあなたがくれたから