砂時計は空の空 歌詞
Collige, virgo, rosas(集めよ、乙女よ、バラの花を)
Collige, virgo, rosas
心還る時まで
詩をあげましょう
永い祈りにいつか陽が射す様に
空に実った宝石もやがて爛熟して落ち
砂時計は再び廻る
ほら聴こえているでしょう
願った声が
望んだ喜びの音が
時は満ち生まれる 花開く度
Spem metus sequitur(恐れは望みの後ろからついてくる)
全て委ねて
Vanitas vanitatum(空の空)
omnia vanitas(すべては空)
水は泡の様に
皮を削がれた檸檬の
苦い味が胸を満たした
煙を吐いたパイプが最後の音を立てて折れ
砂時計は再び廻る
何処か 知るはず無い世界
辿った空に
幾度も冀う両手
時はまた逆さに零れおちては
さらさらと流れる
永遠の日々
再び廻る
いつか置き去りになった
あなたの心
もうすぐ温かい場所へ
時は満ちあふれる 木々の根先へ
Gaudeamus igitur(さあ喜ぼう)
全て許して