FLOWER 歌詞
ときどき、もしかしたら
何もかも
夢なんじゃないかと思うんだ。
かつて君が見たはずの景色の中に、
僕も今立ってるんだ。
君はここで何を思ってたんだろう。
君にしか訊けないことを
聞きたかったのに。
果たせなかった誓いは
どこにしまえばいいんだろう。
言えなかった言葉は
どこにぶつければいいんだろう。
“失うたびに強くなれる”って、
それはきっとそうなんだけど、
それでも失いたくなんてないんだ。
「FLOWER
あの花の笑顔が君を強くする」
花なんて似合わない君の
ばつの悪そうな照れ笑いが、
今も胸を離れないんだ。
照れくさくて言えなかったけれど、
世界を笑顔にすることさえ
できると思ってた
季節が巡って秋になり、
君の年に近づくころには、
全部綺麗な思い出に
なっているのかな…。
ときどき、あわよくば
何もかも
夢だったらいいのにと思うんだ。
ひたすらに迷いながら、
どうしてこんなところまで
来てしまったのか。
君と話したかった景色の前で、
僕は立ち尽くしてるんだ。
君にしか言えないことを
言いたかったのに。
叶うことない願いは
どこに埋めればいいんだろう。
届くことない祈りは
どこに捨てればいいんだろう。
“傷つくたび優しくなれる”
それはきっとそうなんだけど、
それでも傷つきたくなんてないんだ。
「いつの日か
誰もが笑顔になる物語(うた)が作れたら…」
花なんて似合わない僕たちの
とりとめのない苦笑いを、
忘れたくなんて ないんだ。
今は涙しか出てこないけれど、
出逢わなければよかったなんて
どうしても思えないんだ。
いくつもの秋が通り過ぎて、
君の年を追い越すころには、
もう涙することも
なくなっているのかな…。
“誰にでも別れはおとずれる”って、
それはきっとそうなんだけど、
それでもまた君と話したいんだ。
“時が全て洗い流してしまう”って
それはきっとそうなんだけど、
それでも君が残してくれた花は、
いつまでも咲き続けるって
信じたいんだよ。
「FLOWER
あの花の笑顔が君を強くする」
花なんて似合わない君の
ばつの悪そうな照れ笑いが、
今も胸を離れないんだ。
照れくさくて言えなかったけれど、
世界を笑顔にすることさえ
できると思ってた
季節が巡って秋になり、
君の年に近づくころには、
全部綺麗な思い出に
なっているのかな…。