少女憧憬 歌詞
薄暮の教室で 君はたたずんでた
声もかけられずに 僕はただ瞶めた
頬を伝う涙 そのわけは知らない
でも僕はその時 恋に落ちたのさ
廊下ですれ違う きみの唇が
ただ『せ・ん・せ・い』と動いた
それが嬉しい僕さ
優しい春風に 君の髪がそよぐ
柔らかな香りが せつなさに変わるよ
あどけない笑顔は きっとまぼろしだね
言い聞かせて僕は 送り出すのさ
教え子という名の 君への思いは
ただ『先生』という名の 男の夢なのさ
少女たちはやがて 女になるだろう
だけど僕だけはずっと永遠の『先生』さ