終の刻に抱くもの 歌詞
水に映る お前の姿
崩しながら 愛でようか
何もかもが 対(つい)の理(ことわり)
崇拝と支配 闇と炎(えん)
真っ直ぐに 伸ばすその手
引き寄せて迷う 愚かな刹那
遠く遠くに 響く
お前の囁き この胸に触れる
全てくだらぬ この世
淡きくちびるの お前を奪おうか
終(つい)の果てに
空を仰ぐ お前の姿
風で乱し 泣かそうか
末を待つ世 お互いを別つ
偽りと真(まこと) 天と地
微笑んで 私を呼ぶ
怖れさえ知らぬ 無邪気な罪よ
遙か遙かに 霞む
細きその身体 手折りそうになる
全てくだらなぬ この世
儚くて強い お前の他などは
握り潰す
犠牲 静寂 破滅
温もりは邪魔だ 欲しい筈がない
枯れて枯れ果て 朽ちろ
野望を奈落に 飲み込ませようか
全て全ては 無常
穢れなきままの お前に背中向け
天に放つ