十六夜涙 歌詞
天つ風(あまつかぜ)よ 時の羽(ときのは)さえ
この思ひは 十六夜に…
凛としたあなたと同じ
手折(たお)られぬ花 色は匂へど
言の葉(ことのは)も届かないまま
憂ふ(うれう)枝から消えた
あなたの空を飛ぶ、てふ(ちょう)になれぬのなら
その哀しみ 苦しみを 食らい尽す鬼でもかまわない
◆天つ風よ 時の羽さえ この思ひを 舞い散らせと
夢よ刹那 この心は 蛹(さなぎ)のまま 輪廻の果て
霞む空 十六夜涙(いざよいなみだ)
芽を息吹(いぶ)くあなたのような
業(ごう)の花 色は匂へど
舞い戻る この言霊(ことだま)
違う(たがう)姿でもよいと…
愛しい空を舞う てふ(ちょう)になれぬのなら
狂おしい 世(夜)に咲いた あなたを壊す鬼でもかまわない
◇天つ風よ この羽頼りに この思ひを 届けたくて
時よ刹那 叶う逢瀬は 春の余韻 輪廻の果て
仰ぐ天(そら) 十六夜月夜(いざよいつきよ)
◆REPEAT
◇REPEAT