羽化 歌詞
そして眠り続けた
幾億の年月を
長い夢を見ていた
森の中で
過去を輝く愛を
しまい込んだ闇夜は
糸を我が身に巻いて
頬 濡らした
霧が東に流れて
月の光に抱かれた
目を醒ませ 住み慣れた殻を脱ぎ
羽根ひろげて空へと舞い上がれよ
揺れ動くような
哀しみに踊らされても
僕はこの生命
最後まで紡ぐだろう
羽根を傷めても
大地に倒れる日まで
はばたけ 運命を超えて
生まれ変わっても
時がどれほど過ぎても
心に愛あれば
ふたたびめぐり逢える
花は咲きほこり
優しく迎えるだろう
はばたけ 運命を超えて